OpenModelicaの使い方 User’s Guide解読_6

OpenModelica

引き続きUser’s Guideを読んでいきます。
19ページからの内容となります。
前回の記事はこちら

変数や関数について説明してあります。
任意の関数(例:mySqr)を使うことができます。

>> function mySqr
input Real x;
output Real y;
algorithm
y:=x*x;
end mySqr;
{mySqr}

>> b:=mySqr(2)
4.0

変数の型を確認するにはtypeOfを、今ある変数を確認するにはlistVariablesを使います。

>> typeOf(a)
"Integer[5]"

>> listVariables()
{b,a}

エラー発生時、詳細はgetErrorStringでエラーメッセージを取得できます。

>> getErrorString()
""

出力のフォーマットは下記から選べるようです。ファイル形式によって計算速度に影響があります。

matデフォルトの設定
MATLABやOctaveで処理する形式
csvカンマ区切り
plt小さいファイルではmatより高速
emptyファイル出力せず高速

下記のように設定します。

出力ファイルフォーマットの指定

出力する変数も下記のように指定できます。
出力するデータが少ないほど計算は高速に進むと思います。

出力する変数の指定

今回はここまでにします。

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